国産コガネムシ標本写真館

ダイコクコガネ 

Copris ochus 

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分布:北海道、本州、四国、九州、佐渡、三宅島、式根島、壱岐、口永良部島

生態:6〜10月に出現し各種の獣糞に集まる。山地よりの牧場に多い。

 北海道から九州まで広く分布する。本州中部では平野部にはほとんど分布しないが、低山地から1,000m程度まで分布している。標高が高い地域はミヤマダイコクが多くなる。
 国内の糞虫としてはダイコクコガネが最大種で、放牧場の牛の糞などに見られる。糞のそばに深い穴を掘り、穴の中に糞で育児球と呼ばれる卵のような物を作り、幼虫はその卵状の糞を食べて成長する。成虫は穴の中にとどまり育児球を守る。穴は30cm以上になることも珍しくなく、穴の近くには穴からかき出した土が盛り上がっている。
 漆黒の体と発達した角、前胸背の2対の角など大変魅力的な形をしている。食糞群のコガネムシは小さいものが多いけれど、角を持った種類が多く、よく見ると魅力を持った一群だ。

        左1列 兵庫県 左から2列目 静岡県 右2列 熊本県